1995-02-20 第132回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
本日は、まず、大臣もお聞き及びと思いますが、例の、空知炭田におきます最後の石炭が、三月三日をもって閉山をするという提案がされております。この問題について一つ。 それから、先ほども川島委員の質問に、大臣、御答弁されておりました、地方分権、これは当然進めていくべき問題である、さらに、それぞれの自治体が独自の特性を生かしていくべきだろうというふうにおっしゃっていました。
本日は、まず、大臣もお聞き及びと思いますが、例の、空知炭田におきます最後の石炭が、三月三日をもって閉山をするという提案がされております。この問題について一つ。 それから、先ほども川島委員の質問に、大臣、御答弁されておりました、地方分権、これは当然進めていくべき問題である、さらに、それぞれの自治体が独自の特性を生かしていくべきだろうというふうにおっしゃっていました。
いずれも北海道の空知炭田の閉山問題なわけです。 この一連の閉山、縮小の流れ、特に今回の空知 炭鉱の閉山問題、これは我が国のエネルギー政策との関連ではどのようになっているのか。やむを得ないというふうに考えているのか。
また、夕張芦別線の国道昇格にょりまして、旭川から苦小牧まで新たな縦の幹線道路網が完成し、空知炭田各市の振興に寄与することになりますので、この点もよろしくお願い申し上げます。 さらに、先ほどは職業訓練施設の設置をお願いいたしましたが、国関連施設は人と頭脳の集積するところとなり、地域にとってグッドイメージとなります。
したがって、かつて磯部教授が提言したことは、空知炭田の今残っている炭鉱が技術的に一番研究する山としては適切な山である、そういう意味では試験炭鉱という位置づけで日本の炭鉱を残してもいいんだと。
そういった場合に、もはや求人倍率が、あなたも一番知っているとおり、全国〇・六〇に対して、室蘭、空知炭田は〇・二八、〇・二二でしょう。函館だって今〇・二三ですよ。美唄なんか〇・二〇ですよ。 こういう状況になっているだけに、私があえて言っているのは、一定の就労の対策としては現行法である緊急就労もしくは開発就労以外にないのではないか。
大臣、坑内まで入れるかどうかは別にして、八次答申前にぜひ一回、近い距離でいいから、遠くまで行く必要はないけれども、空知炭田、札幌から一時間半ぐらいで行けますから、ひとつ空知炭田ぐらいでも大臣のその目で一回見てもらって、なるほど八次はこうあるべきだなというあたりを、やはり渡辺通産大臣の英知を出してもらいたいという意味で、北海道へ一回ぜひ来てもらいたい。
我々は、学者、経験者の、地層の分布、つまり夕張來炭層、美唄來炭層、新登川來炭層、空知炭田、石狩炭田あるいは筑豊炭田あるいは釧路炭田と、今日本の全分布を出して、その地層を見て大体出した数字が我々は約四十億トンある、こう言っているわけです。だから、これを掘っていけば、仮に千万ずつ掘っても四百年あることになるんですけれども、それは別にして、とにかく私が言いたいのは、去年は十八億円だね。
しかし空知炭田の赤平のように非常にガスの抜けづらい地帯、空知地区とこの赤平地区の場合には、それぞれガス対策は異なった方法をとっておるわけであります。そうしますと、技術的に考えればガスが抜けづらいという点がもし確認された、認識された、こう仮定をいたしますと、当然これに対する対策というものが講じられなければならぬのではないか。
だから、山別ごとにずうっと沢を洗っていけば、沢という意味は、私の言うのはたとえば空知の南北を分けるとか、あるいは空知炭田、あるいは天北炭田、あるいは留萌炭田、釧路炭田と分けていけば、もうその中にポイントはわかっているわけだ、はっきり言えば。図面があるのですから。私だって持っていますけれどもね。
○岡田(利)委員 北炭の新夕張を再建させたいという気持ちから言えば、たとえば空知炭田という炭田があって、今度法律改正、規則の改正、業務方法書の改正によって、同一炭田内でその炭鉱の安定に資する場合には、小規模炭鉱とかあるいは露頭採掘についても、封鎖鉱区等についても認めていく、こういう新しい第七次の政策の方針になっておるわけです。
こういう状況ですから、これはいま言った十億トンというのは全国の意味を言っているんでありますが、空知炭田に占める位置というのは夕張來炭層という層が非常にやはりウエートが高い。その下に登川來炭層、美唄來炭層というものがあるわけですが、そういう全体の層をずっと展開をしていきますと、やはり南大夕張と夕張新鉱との関連ということを重要に私は考えていく必要があるんではないか。
○岡田(利)委員 私の調査では、この三つの補助金をトン当たりで計算しますと、空知炭田の場合は露頭が多いわけでありますから、坑内掘りで換算して計算をすると、これが最高で二千八百四十四円という数字になるわけです。普通一般の坑内掘りの炭鉱で芦別が二千四百五十四円であります。最も少ないのは三池炭鉱で九百八十一円。
次に、労働力確保に関連して空知炭田、特に七山あるわけでありますけれども、空知炭田の労働力の確保が一番問題だと思うのです。そうしますと、七山共同の技能者養成所をつくるとか、鉱山学校を設立する、こういう面がむしろ積極的に打ち出されていいのではないか。たとえば、鉱山学校方式というのは、中学を出た者を入れて鉱山学校で教育をするというのが従来とられた制度であります。
もし体制的にできないとすれば、それを政策手段で、政策方法で埋め合わせをしない限り、全体の安定がなければ、百万トンの山がつぶれると百万トンショートするわけでありますから、結局第七次政策というものは挫折をしてしまう、こう思うのですが、そういう意味で安定補給金程度、全部いいところから取って空知炭田にぶち込んだとしても、この格差は私は解消できないのではないか、こう認識をしておるのですが、先生はどういう御認識
特に北海道の空知炭田の場合は、四区から出ておられます渡辺先生もいらっしゃいますのでよくおわかりのとおりでありますが、そういうところを十分に対策をしていただいて、環境づくりというものを積極的にやっていかなければならぬと考えています。私たちも一生懸命努力をいたしますが、当面は二千万トンを維持する。
○岡田(利)委員 十二炭鉱のうち九州三炭鉱、釧路に一炭鉱、残りの八炭鉱が空知炭田、南三つ、北に五つ炭鉱があるわけであります。特に北が問題であります。しかも砂川のように水力採炭をやりますと五千なら五千カロリーのものが出てくる。地場消費する以外にないわけですね。
それから、そういう意味で私は空知炭田に今度当てはめると、これだって同じことが言える。たとえば旧歌志内炭鉱から桜沢を掘っていけば、これは一つの開発ができる。それからいま赤平炭鉱が旧赤間炭鉱の隣接鉱区を開発すれば、これまた延命策につながっていく、旧豊田炭鉱の再開発は可能である、こういう問題が出てきます。
空知炭田の中心のどこにつくるかは別にして、石炭技術員養成、若年労働者の養成としてつくり上げていく、そういうところにこの特定事業十一億という金が、ことしは十一億でスタートしているんだが、来年度は二十二億になるとか三十億になるとかということになると思うんだが、そういうことは別にして、そういう問題なんだということをひとつ、いま大臣の答弁ございましたから、私はそういう面でひとつこれを生かしていくということでないと
たとえば空知炭田なら空知炭田の中に、芦別、美唄、歌志内全部そろって、あるいは夕張もそろって、鉱業学校を一つつくる。いわゆる石炭の技術員養成教育のために鉱業学校をつくる。
たとえば北海道の空知炭田の中でも観光という面とかレジャーという面、そういう面が期待される地域もあるわけですね。たとえば三笠の桂沢ダムを中心にする地点だとか、ここにはアンモナイトも出る地点でありますけれども、あるいは芦別のような地点であれば沿線であるし、レジャー施設も非常に充実をしている。また、阿寒であればこれは国立公園が含まれている。地域が広大でありますから、さまざまな地点があるわけです。
しかもそれは空知炭田だけなんですね。きわめて明瞭に区分されるわけです。そうすると三池炭鉱以外はなかなか人工島もつくられない。そうしてそこに賦存されている炭量を最も大事に採掘するとするならば、当然陸地と違った形で、新しい坑内展開についていまから準備をしなければならない、そういう意味での政策が考えられなければならないのではないかという点が政策上の視点になるのではないかと私は思うわけであります。
幸い、特に石炭需要の面では苫東が石炭火力が着工した、半年ぐらいずれて、五十四年末からは石炭の搬入が行われる、こういう意味で、空知炭田のいわば内陸発電所と相まった需要の安定に一歩大きく前進をする、こういう体制ができたことを私は非常に喜んでおるわけです。 しかし、また一方、釧路の開発並びに天北の開発という問題が先ほどから述べられ、副知事もこれに賛意を表されておるわけです。
しかし、いまの空知炭田内部だけの炭の供給ではむずかしいと思うのですよ。供給ができないことは明らかなわけです。そうすると、太平洋炭礦の高カロリーの炭を集めなければならぬという問題が生まれてくるわけです。 それから、磯子発電所は御承知のように炭種指定になっておるわけです。
現実にもともと北海道の場合だね、石狩と空知炭田の露頭採掘なんてあるわけだ、いますぐでも。そういうところにはさっぱり金出さないし、開発には金出さないで海外炭のここだけに金を入れるんだということで、やっぱりこれぴりっとこないですよ、正直な話言って。
産炭地では美唄、夕張、この閉山の跡地になった特に美唄あるいは空知炭田の中で、これはもうスラム街ですね。率直に言ってスラム街に大臣なっております。一回現地へ入っていただければ大臣もわかると思うんでありますが、老人は置き去りにされて、就職はないと、そういう現状で本当にスラム街化していると思います。
そういう観点から考えても、私は、やはり苫小牧の火力設置、そういう現実を踏んまえて、空知炭田で開発可能な地点を集中的に調査をするというのが第一じゃないかと思うのです。 第二は、いま二百五十万トンの出炭規模を持っている釧路、この地点はすでに四地点調査をされておるわけであります。しかも、これは空知と違って地山の地帯が多いわけであります。いわば処女地があるわけであります。
○岡田(利)委員 私は特にこの空知炭田の問題を提起したわけですけれども、私は、露頭炭に頼っていくという、そして内陸発電の炭の供給を安定的に確保する、これは当面はやむを得ないことだと思うのです。しかしこれとても、やはり長期的に計画的に、かつ資本的に充実された主体で開発を進めなければ、環境保全について地域の信頼を得るわけにいかぬ、こういう問題があります。